理想の集客とは?
客を「集める」ことではない!
口コミ効果
↑客がお店を宣伝する仕組みづくり
多くの個人事業家を輩出した経験を活かして、どんな職種の方でも適切なアドバイスをするように努めています。
今回のテーマは↓↓
理想の集客とは?
客を「集める」ことではない!
集客には二つの意味がある?
ビジネスにおいて「集客」というキーワードはどんな業種でも必須課題であるとともに常に乗り越えなければいけない「高い壁」として捉えられています。
実は集客には二つ意味があります。
以外に知らない方が多いです。
➡客を集める
➡客が集まる
違いがわかるでしょうか?
2文字違っただけで全く違う意味となります。
この違いを理解して実践することが、ビジネスの成功に大きく左右します。
集客事例
さて、具体的にどんなに違うのか事例を紹介します。
ちょっと極端な例になりますが、飲食店(カフェ)を例にします。
事例①
最近、売上が伸び悩んでいたので、カフェメニューをリニューアルして、PRチラシを作成して不特定多数に配布した。
● 効果 売上50万円②
● 損益 ②-①=マイナス50万円
事例②
お客様からのご要望にお応えしてカフェメニューをリニューアルして新しいメニュー表を作成した。
● 効果 不明②
● 損益 ②-①=マイナス5万円
事例①、事例②どちらも赤字ですが、そこは問題ではありません。
それぞれ簡単に解説します。
損益はマイナス50万円ですが、チラシを見てからの新規来店が多かったことが想定されます。
その中から、今後、数パーセントの方がリピートしてくれるとことを見込めば、決して悪くない投資として考えてもよいと思われます。
また、不特定多数にチラシを配布したことによってカフェの認知度アップも見込めます。
投資した経費は少なく、効果も不明であることから、数値として評価することは難しいかもしれません。
そもそもこのカフェは常連客が非常に多く、お店のキャパシティーにも限度があるので、必要以上にPRする必要もないのです。
そのため、このカフェオーナーは短期的な集客よりも中長期的な対策で経営を持続化させていく、サービス向上に力を入れていることになります。
どちらも現時点では正解です。
ただし、ここで注目してほしいことがあります。
事例②のカフェは「常連客」が多いことです。
常連客が多いということは、そのカフェが地域で認知され「人気店」であること。
地域で必要とされるカフェであること。
反対に事例①のカフェは「売上が伸び悩んでいた」という言葉が入っています。
もうお気づきだと思います。
参考
少し余談ですが、業種に関係なく集客に困っている方の「あるあるネタ」です。
こちらは参考にしてください。
該当箇所が多い方はご自身の事業を見直しされるとよいです。
- 毎日のようにSNSで宣伝しまくっている。
- 事業内容がわかりにくい。
- 実績がわかりにくい。(実績がない)
- どんなメリットがあるのかわかりにくい。
- 他人に紹介できない。
ようするに「客が集まる仕組み」ができていないので、毎日のようにSNSで宣伝しないとやっていけない状況になっているわけです。
私の講座では細かく解説していますが、ここでは省略させていただきます。
別の機会で記事にできればと思います。
口コミ効果(宣伝費ゼロ)
事例②のカフェのようにファンが多いと「口コミ」による集客が期待できます。
お店のことを良く知れば知るほど、友人や知人に伝えたくなるものです。
時には客がインスタグラムなどでお店の情報を勝手に拡散してくれます。
事例②は客がお店を勝手にPR
↑客がお店を宣伝する仕組みづくり
田邉流まとめ
客が客を呼ぶ仕組みづくりこそが「本当の意味での集客」と言えると思います。
理想的な集客とは「客を集める」のではなく「客が集まる」ことなのです。
つまりどんな業種でもビジネスを成功させるには宣伝をしなくても「客が集まる仕組み」を構築することが一番大事なのです。
※補足↓
すべては田邉流の解釈です。